カウンセリング記録

感情が上手くコントロールできない!そんな人の特徴と解決法

おそらくこの記事を開いたあなたは、

「感情がうまくコントロールできない」

「頭では分かっていても、いつも感情に飲み込まれてしまう」

「イライラ、モヤモヤすることをずっと引きずってしまう」

という経験を何度も繰り返しているのではないでしょうか?

そして、そんな自分に毎回嫌気がさし、

「なんでわかっていても、自分はもっとうまく感情をコントロールできないんだろう?」

と苦しい思いをしていませんか?

今回は、クライアントさんの中に、「感情のコントロールが効かない」と度々相談をされる方がいらっしゃったので、その方を例に、感情とうまく向き合うために、

あなたの中にできている負の連鎖の仕組みと、解決法をご紹介していきます!

感情のコントロールが効かない!

筆者のクライアントさんの中に、こんな相談をする方がいました。

彼女はとても明るく、頑張り屋さんですが、

何かをきっかけにすごく気が落ちてしまうことが度々ありました。

その度に筆者はアドバイスや解決法をお伝えするのですが、

なかなか改善しません。

そしてある時、筆者が彼女に対して言った言葉によって、

ひどく落ち込んだ時があったので、彼女としっかり話をしました。

彼女は筆者の言葉に対して、「責められている!!!」

と感じたようでした。

しかし、このサイト記事をいくつか読んでいる方は、既に

「人に何をされたか、ではなく、自分がなぜそう捉えたか?が本質的問題解決の方法だ」

ということはご存知でしょう。

彼女もこのことを頭では重々分かっている自分と、

「でも、だって、そうはいっても!!!」

と、感情をあらわにする自分とが分離してしまい、苦しんでいるということがわかりました。

そして、「どうしたら感情のコントロールができますか?」

と相談してこられました。

そこで、彼女の中で起きている問題が見えてきました。

感情のコントロールとは

ここで、彼女の特徴をご紹介します。

あなたはいくつ当てはまりますか?

「非常にまじめ」

・「我慢が多い」

・「勉強熱心」

・「自分を変えなきゃと思っている」

・「人に気を使って、疲れてしまう」

・「感情のコントロールをしたいと思っている」

・「いつも頑張りすぎてしまう」

・「無理をしている自覚がなく、急に落ち込んでしまう」

・「他人に言われたことを気にして、イライラしたり、落込んだりする」

ここで、1つ、あなたに残念なお知らせがあります。

感情のコントロールは、効きません!!!!!!!

でも、ご安心ください。

「コントロールが効かない」と言ったのは、

この記事を読んで当てはまっている方々の殆どが、

「感情がコントロールできている状態」というのを、以下のように勘違いしているだけだからです。

感情に引っ張られない様にしたい

怒らない様にしたい

悲しい思いを、悲しくなくなるような考え方にしたい

モヤモヤした気持ちを消したい

人間は、喜怒哀楽があってこそ、人間です。

これをコントロールするということは、かなり難しいです。

コントロールしようとすればするほど、

窮屈な気持ちになりませんか?

コントロールの考え方を変えれば、そんな苦行をする必要はないのです。

頭と心で起きていた負の連鎖

ここで、感情のコントロールをしようとする時に、彼女の中で起こっていたことをロジック的に説明します。

まず、感情を動かす何かが起きる/誰かに何かを言われる

↓(心)なんか嫌だな、モヤモヤする

(頭)とりあえずバトルするのは嫌だし、その場をしのごう

↓(心)・イライラ!
   ・なんであの人は私にあんなこと言うんだ!
   ・自分はできるからいいね!
    ・悲しい!

↓(頭)・結局自分の考え方が悪い
    ・自分も悪いのが分かっているのに、感情がおさまらない
    ・早く整理をつけないと
    ・こんなことを思っている自分が嫌だ

でも、そうは言っても…

これが負のループです。

彼女に起きていた根本の問題は、

「ネガティブな感情を持つことは、悪い事」

「ネガティブな感情を持っている自分が情けなくなる」

「ネガティブな感情を切り替えられるような考え方をしたい」

と思ってしまうところ。

感情をコントロールしようとすればするほど、自分の感情に蓋をしてしまっているというところでした。

解決法

彼女が苦しみ、何度も同じ感情の波を繰り返してしまう原因は、

「自分の感情を無意識のうちに押さえつけ、無視しようとしてしまうこと」

です。

では、どうしたらいいのか?

それは、

一度しっかり自分の感情と向き合うこと

です。

ネガティブな感情を抱くことは

情けない事でもないし、悪いことでもありません。

むしろ、人間として、正常な反応です!

なので、そこを押さえつけようとすればするほど、おさまらない感情に自己嫌悪をし、苦しくなってしまうのです。

なぜネガティブな感情になってしまうのか?は、

しっかりとそのネガティブな感情を受け入れた後に、考えればいいのです。

感情のコントロールをして、自分をさらに窮屈に追い込むのではなく、

その感情にしっかり向き合ってあげてください。

彼女の場合、色々な知識が豊富なのもあり、

感情が湧き上がってくると、

「こんなこと思う自分は心が、醜い!」

「結局全て自分の捉え方だし、自己責任なんだから、他人のせいにするなんて、なんの解決にもならない!」

と、感情を受け入れる前に頭で支配しようとしてしまいます。

なので、彼女に教えた方法は、

「感情ノート」を作ることです。

感情ノートの活用法

感情ノートの目的は、

彼女の様に、感情を受け入れる前に頭で何とか抑え込もうとしてしまうのが癖である人に、

ワンクッション、頭でストップをかけてしまう前に感情を吐き出す、という練習のためです。

使い方は簡単で、

何でもいいのでノートを用意し、

そのノートは誰にも見せる必要はないので、完全に自分の心に正直に書いてください。

処理できない感情の中に飲まれた時、

頭でどうこう考える前に、思っていること、感じている感情を、頭で考えずに走り書きしてください。

完全に自由なので、文字とかも汚くても構いません。

感情のままに書き続けてください。

途中で「悪いことだ、自分は情けない」等、出てきてしまっても、

デトックスだと思って書き続けてください。

そして、ペンが止まった時には、少し感情が落ち着いていると思うので、

すぐに向き合えなければ少し時間を空けて、

そのノートを客観的に見てみてください。

ここではじめて、頭の出番です。

何でこのときこう思ったの?

どうしてこういう捉え方をしたの?

と、子供に聞いてあげるように、感情をあらわにした過去の自分に

聞き、どんどん自分の状況をかみ砕いていってみてください。

そうすると、自分がネガティブな感情を持つときの特徴や、

捉え方を変える必要があるところが明確に見えてくるはずです。

この、まずは

「感情のままに書く」と言う所が非常に重要です。

人は案外、真剣にその感情を感じ続けていると、すぐにスッキリするものです。

それを悪いことだ!とロクに向き合わず、未消化のままため込むので、

いつか爆発してしまうのです。

まずは「やってみること」が大事です^^

まとめ

いかがでしたでしょうか?

大切なのでもう一度お伝えしますが、

人間、喜怒哀楽があるのは当たり前です。

定の感情と喧嘩して、抑え込もうとすれば、必ず無理が生じます。

しっかりと「今の自分の感情」に向き合ってから、

今の自分の感情をそのまま真摯に受けとめ、

その気持ちをどうやって切り替えるか?

どう考え方を変えるか?

冷静に考えられる人が、あなたが本当はなりたい、「感情のコントロールが効く人の姿」

ではないでしょうか?